首相「コメント控える」 杉田氏の差別的言動に
岸田文雄首相は27日の参院予算委員会で、自民党の杉田水脈衆院議員がアイヌ民族などに向けた差別的言動を繰り返している問題に関し「議員の発言に一つ一つコメントすることは控える」と述べ、論評を避けた。杉田氏を強く支持する一部保守層に配慮したとみられる。
杉田氏は自身の言動を正当化しているほか、アイヌ文化振興事業の関係者を侮辱する発言を繰り返している。立憲民主党の岸真紀子氏は「人権がないがしろにされていないか心配だ。首相は放置してはいけない」と問題視した。
札幌と大阪の法務局が人権侵犯に認定した2016年当時の差別的投稿について、首相は「杉田氏本人が謝罪した上で取り消した」と強調。昨年12月の杉田氏の総務政務官辞任を巡り「自身の判断で、国会審議に迷惑をかけられないということで辞任したと承知している」と述べ、解決済みだとの認識を示した。
杉田氏自身は辞任経緯について、アイヌ関係団体への謝罪が嫌だったからだとユーチューブ番組で語っている。説明に食い違いが生じた形だ。
共同通信
<独自>杉田水脈議員の「人権侵犯」事前未聴取 法務省が手続き徹底を通知
自民党の杉田水脈衆院議員がアイヌ民族などに関する投稿が札幌と大阪の法務局から「人権侵犯」と認定された問題で、法務局が杉田氏に事前に聴取していなかったことを法務省が問題視し、投稿者への聴取の機会を設けるよう改めて通知する方針を固めたことが22日、分かった。
法務省によると、人権侵犯の認定に際し、申告者からの相談を受けた全国の法務局が、申告者と人権侵害を行った人の双方に聴取した上で関係法令などを基に人権侵害の有無を判断する。会員制交流サイト(SNS)の投稿での事案も多く、投稿者が判明しないケースもあるという。杉田氏のケースでは、法務局から正式に聴取はなかった。
法務省は法務局に対し、SNS上の投稿などによる人権侵害であっても、投稿者が判明している場合は聴取する機会を設けるよう通知する。
杉田氏は平成28年、フェイスブックやブログに「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿。先月末までに札幌と大阪の法務局から「人権侵犯」と認定されていた。
産経新聞
執拗なまでに #杉田水脈 議員を貶めて来た一部のマスメディアはどう説明するのか…
— 若林ようへい (@w_youhei) November 22, 2023
印象操作に必死だったのは都合が悪かったからでしょうか。
そもそも啓発であり認定ではありませんでしたが、取り消しとなればゴリ押しした方々や一部のメディアは謝罪じゃすまないのでは…
https://t.co/hc3FnAJLN1
杉田水脈氏の投稿が札幌と大阪の法務局からアイヌ民族への人権侵犯と認定された問題で法務局が杉田氏に事前に聴取もしていなかった事を法務省が問題視。聴取の機会を設けるよう通知へ。当事者に聴取もせず単なる“活動家の宣伝機関”と化した情けない法務局。さっさと解体せよ https://t.co/J2ekNlWbc3
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) November 22, 2023
ネットの反応
杉田水脈議員の「人権侵犯」法務局事前”未聴取”法務局は杉田議員に謝罪し 「人権侵犯」認定を取り消すべき
きちんとした手続きを経ず、本人に聴取もしないでレッテル貼りをした訳ですね。
杉田議員はアイヌを差別してるわけではなく、公金ちゅーちゅーしていたアイヌ事業関係団体を批判してるだけだからな。
法務局はどう落とし前をつけるのか?
これ、杉田水脈さんが報道と法務局にを訴えたら勝てるんじゃないかな。